これまでのフィルム写真は、Voigtlander BESSA R2Aで撮影してきた。
BESSAの唯一もどかしい点。それは厳密なフレーミングができないこと。
レンジファインダーがゆえにパララックスが生じるという問題に加えて、40㎜のレンズに対してフレームガイドが35/50/90㎜しかない。
35㎜に合わせて、若干小さくなることを想定し、カンで撮ってきた。
それでも微妙に狙いとずれてしまうことが少なくなかった。
やっぱり一眼がいい…。
せっかくなので自分と同い年のカメラを買うことに決めた。
昔のカメラは機体にシリアルナンバーが刻まれているので、その番号から製造年、場合によっては製造月まで突き止められる。
そうして手に入ったのが写真のNikon F3だ。
運よく、自分と同じ誕生年、誕生月のものがレンズ抜きで1万円台。
初のニコンだが、オーバーホールしながら、共に人生を歩んでいきたい。
この話には前日譚があるが、それはまた別のエントリーで。
※ペンタ党としては、PENTAX LXも非常に魅力的だったが、後期型ばかりで同い年に巡りあえなかった。