日向岡と高村団地を後にして、山北町へ。
東名高速を一区間だけ乗るはずだったが、ICで方向を間違えて海老名まで逆戻り。
maeさんのフォローが温かかった。
昼ゴハンを食べそびれて2時を回ったところだったので、二人とも腹ペコだった。
運よく車を停めた山北駅前に食事処があった。
maeさんはカツ丼を、私は焼きそばと餃子を頼んだ。
冒頭の写真は女将さんがサービスで握ってくれた塩おにぎり。
よく話しかけてくれる気さくな方だった。
なぜ撮り歩きの場所を山北町にしたか。
確か「神奈川県、レトロ、街並み」のような検索をかけた気がする。
ネットの写真をちらっと見た限り、いい寂れ具合だったからだ。
実際にレトロな店が連なる町だった。
しかも、ただ朽ち行く過去の町ではなく、町全体に強い活気を感じた。
蒸気機関車が走ることで鉄道ファンにも有名だし、ハイカーに人気がある大野山の登山口にもなっていて、それなりの観光客の来訪がありそうだった。
町の北側には山を縫うように東名高速が走っている。
今までこの町の存在を知らずに高速道路を何度も行き来していたわけだ。
駅北を東西に走る一本道がこの町の目抜き通り。
道の両サイドに昭和な店舗が並ぶ。
しっかり現役で営業していて、地元民の生活に欠かせないようだ。
昼食後、その目抜き通りを歩いた。
撮り方は違えど、お互いに気になるポイントが重なるとそれはそれで嬉しくなる。
この町のシンボルにしてもいいぐらい、たくさんの燕たちが飛び交っていた。
目抜き通りをひと通り歩いた後、一本北の道を戻ろうとしたその時。
怪しげな小道を見つけた。
二人でテンションが上がった小道での撮り歩きは次回の記事で。