maeさんとの撮り歩き旅が始まった(タイトルは敬称略)。
日頃、どんなふうに被写体と向き合っているのか、参考にさせてもらえたらと思って出かけた旅だ。
撮り歩きといっても、今回の旅で行き先として決めたのは2か所。
その間はひたすら車で移動した。
1つ目は、maeさんがかねてから気になっていた神奈川県平塚市の日向岡住宅街。
東海道新幹線の車窓から見ると、丘の斜面に沿ってパステルカラーの三角屋根が建ち並ぶ姿が見えるらしい。
maeさん曰く、日本のアマルフィ。
日向岡に着いたのは午前9時頃。
初対面+畏れ多い気持ちで緊張しながら、住宅街を上まで徒歩で登っていった。
カーブと坂が住宅街をダイナミックに魅せる。
序盤はmaeさんが進路をリードしてくれていたように思う。
「ああ、いい天気!」と何度も感嘆するほどの晴れ模様で、草木が落とす影も美しい。
湿気も少なく爽やかで、撮影に最高のコンディションだった。
maeさんは本当に周りをよく観ていて、言われるまで気づかないものが沢山あった。
この電線の影はお互いに「あ、なんかイイ」と思ったポイントだ。
つづく