自由に撮り歩きできる日を夢見て、
テーマで編集して再掲載するシリーズ。
本日はクルマ。
つぶらな瞳はやっぱり撮りがち。
必然的に、
MINIとFiat 500を撮りがち。
この光は実に神秘的だった。
どんな車を置いても、
雰囲気が出るだろうな。
橋の真ん中から、
赤、青、黄色を撮った。
渋みはない。
こちらは一転、渋みの塊。
旧車が醸す風合いは何だろう。
丸目は正義。
フレークの入った塗装は現代ならでは。
必然的に光がぎらつく。
如何にも現代のクルマという感じ。
対照的にソリッドな黄色。
どちらにも良さがあるが、
やっぱり旧車は滅ばず生き延びてほしい。
これまた丸目のビートル。
残念ながらニュービートルも、
販売終了になってしまった。
チンクエチェントは新旧いずれも画になる。
試乗して頭上スペースの狭さに驚いた。
だからこそ乗っている人は尊い。
農家の軽トラ。
整備を続けて大切に乗られている軽トラはカッコいい。
塗装の褪せ方もまたいとをかし。
インド経由で入ってきたと思われるトラック。
ブータンで走るクルマはノスタルジック。
かつ、エキゾチック。
フォードのマスタング。
世界で最も売れたスポーツカーなんだとか。
ブームに煽られて電動化、SUV化されるようで寂しい。
働くクルマはカッコイイ。
手入れが丁寧にされているからか。
型式が古くても、力が漲っている。
こちらもシカゴにて。
目の覚めるような紅白のストライプ。
ミニカーになっていても不思議じゃないカラーリング。
田舎道を走っていると、たまに出くわす廃車。
目は丸いのが当たり前という時代があったんだなぁ。
草の侵蝕は些かホラー。
インテリアならわかる。
エクステリアに革を用いる潔さ。
これも持ち主の絶え間ない手入れがあるからこそ。
デザインが評価されたクルマは、
朽ちても尚美しい。
デザインはオマージュの連続だと感じさせる。
クルマというかトラクター。
この味わいを出すのはなかなか難しい。
劣化が新たな美を生むこともある。
実は何年も前に下書きのままボツになった写真。
すごくクラシカルでもなく、現代らしさもない。
絶妙に中途半端な年代のメルセデス。
何となく軽トラが微笑んでいるように見える。
朝日を浴びているせいなのか、
単なる私の投影なのか。
キューバは旧車好きにとってパラダイスだった。
すでにクルマをテーマに一度編んでいるので、
載せなかった写真をメインに。
心臓と言うべきか、脳ミソと言うべきか。
大事な部分が外された廃車は、
雨も相まってすごく切ない。
夜スナップ。
名古屋の繁華街を撮り歩き、
タクシーの映り込みを狙って撮った。
懐かしきmaeさんとの撮り歩きでの一枚。
偶然にも、かつての我が家の愛車と同じだった。
草に取り込まれるのは廃車の運命か。
2代目チンクエチェント。
停めてあるだけで引き込まれる魅力がある。
ダンテ・ジアコーサ恐るべし。
昔の塗装の耐久性がよくわかる一枚。
赤はもともと色落ちしやすい。
これは初めての愛車で経験済み。
赤羽での撮り歩きで見つけた一台。
車格はけっしてアッパークラスではないのに、
この威厳は何だろう。
栃木市での一枚。
屋根があるかないかで、クルマの状態は雲泥の差。
紫外線を浴びる量とも関係があるのかな。
ラストは工場夜景に映り込んだクルマ。
クルマ自体は幽霊のように映らず、
ヘッドライトだけが軌跡を刻んだ。