ベテルギウス

f:id:amuroikimasu:20200104190954j:plain

※この記事は周囲を暗くしてご覧ください。そうしないと、写真の細部が見えない可能性があります。

 

先日、ベテルギウス超新星爆発を予期するニュースを目にした。

 

www.newssalt.com

 

このニュースで興味を惹かれるのは、

  • そもそも、ベテルギウスは地球から642光年の距離にあり、今見ている光が西暦1378年、すなわち室町幕府の三代目将軍、足利義満の時代のものであること
  • ベテルギウスは明るさの変わる変光星であり、昨年12月下旬の時点で、平均の明るさである約0.3等級(全天で6番目に明るい星)から、約1.3等級(21番目)にまで転落していること
  • 超新星爆発が起こると、昼間でも月と同じほどの明るさになるであろうこと

 

そんな中、見上げるオリオン座のベテルギウス(向かって左肩のオレンジの星)は、心なしかいつもより暗く見えた気がした。

 

なお、写真でオリオンに袈裟斬りを食らわせているのは、長時間露光中にフレームインした旅客機の軌跡。

その下の光は高速道路の道路標識の照明、オレンジのラインはトラックの車幅灯だ。