デジタル一眼を使っていた頃、単焦点レンズを2本所有していた。
- 40mmのパンケーキ
- 90mmのマクロ
APS-Cサイズのセンサーだったので、換算値は変わってくるが、40mmのパンケーキレンズにはどうしても馴染めず、90mmマクロの方を多用していた。
今、メインで使っているニコンF3に付いているのは58mmの単焦点だ。
通常の標準レンズとされる50mmよりほんの少し望遠寄りになっている。
替えのレンズは持っていない。
58mmという中途半端な焦点距離の所以をネットで調べたら、F1.4の明るさを無理なく実現した結果ということらしい。
実はこの焦点距離、デジタルAPS-C時代に使いこなせかった40mmパンケーキのフルサイズ換算値、61mmとほぼ同じ画角だ。
そのことに最近気づいた。
新たな画角に興味を持って単焦点を買ってみたけれど、今ひとつしっくりこない。
そんな時は手放さずに、辛抱強く使い続けるか、寝かせておけばいいのかもしれない。
いつかその画角でしか撮れない世界を撮る時が来るはず。
と言い聞かせて、より広角な35mmのレンズに興味を抱く今日この頃だ。
写真はホームタウンにて。