小田原市で見つけた、用途不明の扉。
ドアを巡る旅の始まり、始まり。
シンメトリカルな面構えの理容室。
入り口は木枠のライトブルーだ。
高級懐石店。
三が日に似つかわしい雰囲気。
廃墟のようで現役な造船所。
船を曳き上げるウィンチの格納部屋。
焼き鳥屋の引き戸。
紋様が絶妙なフィルターになっている。
元はお店だったのか。
ポストのペンキだけが真新しい。
ここも昔は店だったのだろう。
今は開かずの扉と化している。
古民家の頑丈な閂。
あえて見える化して防犯効果を高める。
ターコイズなシャッター。
シャッター・オン・シャッター。
農家の倉庫。
窓の下に置かれたベンチが絶妙。
田んぼの小屋。
番号のフォントが可愛らしい。
重厚な土蔵。
窓の庇が扉のそれも兼ねている。
漁業組合の倉庫。
ストライプがお洒落。
見るからに妖しげな扉。
もう少しで封印が破られそうだ。
スカスカの柵を跨げば入れてしまう
意義が乏しい扉。
トリコロールの配色と配置の妙。
スイッチパネルの傾きにアナログ感。
コントラストに魅せられる。
映画に出てきそうな重厚さ。
半開きのトイレ。
変哲のなさが逆に目を惹く。
2020年ドアの旅はこれにておしまい。
2021年へと旅はまだまだ続く。