珈琲を豆から挽いて飲むようになって、3年が経った。
自分の好みを知るために、いろんなお店で豆を買い、さまざまな焙煎を知った。
職場の珈琲好きで月1回集まって、カッピングも続けてきた。
その末にたどり着いたのは、『雨の日の珈琲』というお店だ。
雨の日に訪れると1割引きという、「雨=残念」の方程式を覆す、粋なお店。
甘みと香りを謳い文句にしている深煎りの焙煎屋さんだ。
酸味を楽しむサードウェーブではない。
そこが私の好みに合っている。
豆の種類も豊富だし、店主は質問すれば丁寧に応じてくれる。
珈琲を淹れる時間。
今や、私の人生に不可欠な時間だ。