大房岬の要塞跡地に着いた。
探検をするなら、長袖・長ズボンが必須。
間違っても半そで・短パンにサンダルで行かないこと。
以前に得た教訓を忘れて、同じ過ちを犯してしまった。
この仄暗くジメジメとしたトンネルを、半そで・短パン・サンダル姿で歩く。
写真は明るい方を向いて撮っているが、実際は違う。
ケータイのライトがないと足元が見えないほど。
壁や天井には、謎の節足動物がそこかしこにへばり付いていた。
悲鳴を上げると、トンネル内に反響した自分の声で恐怖も増幅される。
そんなスリル満点のこの場所は、大戦中に米軍の戦闘機を照らすための照灯があった場所のようだ。
レーダーなんぞに頼れぬ時代に格納式の照灯が活躍していたのだろう。