小田原名物と言えば蒲鉾。
妻が『籠清』で蒲鉾を吟味している間に裏路地を入っていった。
そうしたら、小さなトンネルに出会った。
地図をご覧の通り、西湘バイパスの下をくぐって海に出るためのトンネルだ。
電灯もない仄暗いトンネルの向こうで波打ち際が眩しく光る。
トンネルを抜ける時の感覚が、寒い冬を越えて春が訪れた今の気分と重なる。
海側から見るとこうなっている。
これだけ分厚い鉄扉なら、津波の際に守ってくれるだろう。
トンネルを抜けた先にあった青春については次回の記事で。