日頃、散策する際にはGoogleマップを重宝している。
かなり細い道までカバーされているが、目の前に道があるのにマップ上には描かれていないこともたまにはある。
しかも、その道がなんとも妖しげな雰囲気を漂わせていると進まずにはいられない。
それが冒頭の写真の小路だ。
航空写真と地図を切り替えてみてほしい。
真ん中の駿河屋旅館の南側から墓地をかすめて弧を描くようにして県道に続く。
航空写真だと、県道に出るところに白い車のようなものが置かれている。
実際に小路を進むと、物が置かれて行き止まりになっていた。
ストリートビューで確認すると、県道側に遮るものはなく通り抜けられそうだ。
さて、この小路。県道を隔ててさらに南に続いている。
舗装もされた立派な小路だ。
100メートルほど南下すると愛らしい小さなアパートがあった。
錆びがストライプを描き、3本のテレビアンテナがアクセントになっている。
さらに進むと廃屋が道路側に傾いてきている。
地図にない小路が終わって畑に出たところ。
ここ石岡に限らず、この世界にはGoogle先生も知らない小路がたくさんあるのだろう。
ここはもう大通り沿いの建物だが、錆びつながりのオマケ。