勝浦海中公園。
1980年に海に突き刺すように建造された展望塔だ。
双眼鏡はKowa Prominar。
橋を渡るとまず海上に突き出た展望デッキがある。
記念撮影するための顔を入れるパネルのことを「顔ハメ看板」と呼ぶらしい。
妻がそこで子供たちを撮る瞬間、ちょっと面白い状況になった。
中央の柱部分にある螺旋階段を下っていくと海中を覗く窓が現れる。
1枚のガラスを隔てて、大量の水がそこにある。
そう考えるとゾクッとする。
塔の上からロープで吊るされた餌をめがけて、メジナが塊をなしていた。
メジナのことを関西ではグレと呼ぶ。
10年近く前に故郷で釣りをした時、グレが入れ食いになったのを思い出した。
あの時も水面下ではこうなっていたということか。