Japan Camera Hunter。
聞いたことのないメーカーのフィルムが売っていた。
日本のメーカー?
何となくオンラインで購入したのがSTREETPAN 400。
商品説明にはコントラストの強さが謳われていた。
届いたフィルムを見て気づく。
Made in Belgium。
ベルギー製ではないか。
キューバで1本丸ごと撮り終えて帰って来てからWebを調べた。
JCHの正体は一人のイギリス人、ベラミー・ハント氏。
東京を拠点にクラシックカメラを収集し売買しているようだ。
フィルムカメラ好きが高じてフィルムも創っちゃったと。
一個人がフィルムを製造できる筈がない。
おそらくベルギーの会社に委託しているのだろう。
それにしてもその情熱に恐れ入る。
できることならお近づきになりたい。
このフィルムを使用する前にお誂え向きのシーンを想像した。
コントラストの強いシーンよりもなだらかな階調表現に長ける。
そんな文章をWeb上で拾い読みした。
私の撮った写真もその通りだった印象だ。
カラフルな街並みでわざわざモノクロフィルムを使う理由。
カラーの場合は色彩に目がいきがちだ。
モノクロの場合は明暗や階調を意識する。
たまにモノクロで撮ると、カラーでの撮影にも活きるはず。
今回の現像はフォトカノンさんに頼んだ。
といってもフォトカノンさんも現像そのものは外注している。
現像されたフィルムデータがカラーだったのが面白い。
そのため、どの写真も若干セピアがかっていた。
カメラの「収集」と自身の苗字を掛けたJCHのサイトはこちら。