小路を抜けて谷中銀座のゲートに来て唖然とした。
カメラを担いだ青年たち、海外からの観光客など人通りが激しいのだ。
路地裏のカブを撮ったぐらいで足早に商店街を通り抜け、横道に逸れたくなった。
何となく読めるけれど、「べ」の元字がよく分からない煎餅屋。
左端に革靴の男性が入り込んでしまった。
こういう小路を求めていた。
驚くべきことにGoogle先生に認識されている。
小路を進むと朝倉彫塑館の脇に出た。
義母に勧められたスポットだが、「チョーソカン」と言われた時には頭の中で漢字に変換できなかった。
個人的なオススメは、彫塑館のはす向かいにあったパン屋。
店舗然としておらず、民家の1階でコッペパンを売っている。
自家製のピーナツバターをはさんでもらって食べたら絶品。
店舗と店舗の狭間にさりげなくあった小路。
Sony α7を携えた外国人観光客が一人、この小路を通って裏路地に入ってきた。
国は違っても、裏路地好きな人はいるものだ。
開放で撮り過ぎた。
ホースが通るルートが面白い。
いろんな小路があるものだ。
レンガや飛び石を敷くのは雨の日のぬかるみ対策か。
ホースに巻かれた石像を撮ってから気づいた。
左端のもやしのようなものは一体…。
谷中の記事でこの写真をアイキャッチ画像に指定するのもどうかと思う。
それでも私の記憶に刻まれた谷中のイメージは「路肩に停められた自転車」。
それからこじんまりとした神社仏閣。
賽銭箱の真ん前にパイプ椅子を置くなんて。
谷中不動尊のほっこりする光景だ。
続きはフィルムを跨いだので改めて。