結晶化する石岡

f:id:amuroikimasu:20170526155951j:plain

何度訪れたか、もはや数え切れなくなってきた石岡市街。

 

アールを多用したビルには空間効率を優先しない潔さがある。

一階のテナントは疎らで看板は消え失せているが、建物の凛とした存在感は健在だ。

 

 

f:id:amuroikimasu:20170526155857j:plain

ベンチの配色と真後ろの木の不自然な刈り込み。

他のオブジェクトも含めて取り合わせがむず痒い公園だ。

 

f:id:amuroikimasu:20170526155954j:plain

建築士の腕が鳴ったであろう変形地。

表通りと裏路地の高低差がまた良し。

 

f:id:amuroikimasu:20170526160304j:plain

残念ながらこのフィルムの色味では伝わらない。

黒い三連星のドムを彷彿とさせるパープルだった。

 

f:id:amuroikimasu:20170526155849j:plain

単なる路地と切り捨てるには余りある雰囲気。

奥のレンガ色のビルは、ランドマーク的な石岡プラザホテル。

 

f:id:amuroikimasu:20170526155947j:plain

ヘーイッ!と言わんばかりに陽気なタヌキ。

しかし、肝心のうなぎ屋が見当たらない。

 

新しい発見が少しずつ結晶化し、私の中で一塊の「石岡」となって輝きを増していく。