フィルムの中はまだ桜

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市内の桜花はもはや散りゆき、若葉が溢れだしている。

世の大半の人も桜の花には食傷していることだろう。

 

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現像の時差でこうなることは分かっていたので、一味違った桜をという思いもあってこのフィルムを持ち出した。

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…のだが、色味が大きく変わるフィルムで撮ると桜の淡さや繊細さは吹き飛んでしまう。

 

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桜を撮っているのかどうかも説明しないと危うい気さえする。

来年は色温度ではなく彩度に特徴のあるフィルムで撮ろうと思う。

 

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小学校はどこも桜の名所だ。

地元で桜と言えば、歩道橋も薄ピンク色のここを外せない。

色合いは全くもって伝わらないけれど。

 

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開花の時期はちょっぴり朝早く出て、歩道橋から桜を眺めた。

雨の日も含めて何度かシャッターを押した。

 

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歩道橋のすぐそばには停留所もあって、高校生がバスに乗り込んでいる。

私の通勤路でもあるので、4月になってバスを待つ高校生の顔ぶれが変わっていることに気づく。

 

桜という象徴と共に、新しい年度の始まりをしみじみと感じる場所だ。